母子感染を防げば虫歯にならない!?

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お子様の歯を強く育てていくために

虫歯が母子感染?と思う方も多いと思いますが、お子様の虫歯菌の約5割は母親から、父親から3割が感染しているというデータがあるのです。ご両親の虫歯菌がお子様の虫歯を作るとも言えます。

虫歯菌の感染の時期

虫歯菌は普段の生活の中で簡単に感染してしまいます。 特に1歳7ヶ月~2歳7ヶ月までの期間が最も感染しやすいと言われております。この時期は『感染の窓』と呼ばれています。 それではそれ以前はどうして感染しにくいのでしょうか? それは虫歯菌は歯が無いと定着しないからです。

1歳7ヶ月ごろになると虫歯菌の定着できる歯がある程度そろってくるから感染してしまうのです。 特に奥歯が定着場所として最適であるようです。 しかし、この時期を感染しないで乗り切ればその後の虫歯率がとても下がるという研究結果が出ています。 なるべく感染を防ぎ、お子様の虫歯のリスクを減らせばその後の歯のケアがとても楽になるかもしれません。

母子感染の要因

感染は意外と簡単にしてしまいます。 親と同じ食器やコップ、箸を使用するだけで感染します。 感染を本気でさせたくないのであれば口に入る物はお子様と親とで徹底的に分ける事が必要になります。 スキンシップなどを考えるとちょっと抵抗があるかもしれませんが、これもかわいいお子様の為だと思ってがんばりましょう。

出産前から

お子様が生まれる前から家族方、特にご両親は虫歯菌を減らしておくことが重要です。 口内にはいろんな細菌が存在し、虫歯菌もその一つです。 日頃から歯磨きをしっかりして虫歯菌の増殖を抑えておきましょう。 虫歯菌の割合がある程度減ると虫歯菌の活動が抑えられてより虫歯になりにくくなります。 口の中の細菌は種類によっては虫歯菌の活動を抑えてくれる良い物も存在しますし、逆に脳梗塞や心筋梗塞、肺炎などを引き起こす原因の良くない菌も存在します。

これらのリスクのある菌のみを抗生物質で撃退することが可能です。 保険対象ではないのが残念ですが、出産前にこうした菌を家族全員で退治しておくことは意義があると思います。 家族全員でやらないとまたすぐに感染してしまい、効果的でないので注意が必要です。 位相差顕微鏡で菌の割合や数、どんな細菌がいるかをチェックできます。リスクの高い菌が見つかったら抗生物質をお勧めいたします。

※妊婦の方は抗生物質を使用できませんので妊娠前に治療を行ってください。

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