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入れ歯は何歳から入れられる?

手鏡で歯を見る男性

厚生労働省が提供するe-ヘルスネットの調査では、70歳以上の高齢者のうち、60%の方が入れ歯を使用しているという結果が出ています。

部分入れ歯を入れる人は、少数ではありますが35歳以上から出てきます。35~40歳で1.6%が入れ歯を使用しています。

目次

1.入れ歯になる原因 2.入れ歯をすることのメリット 3.入れ歯にならないために

1.入れ歯になる原因

主に以下の3つが原因となります。

歯周病

虫歯

外傷

歯に違和感を感じている女性
歯周病

入れ歯になる原因で最も多いのが歯周病で、厚生労働省の調べによると37%の方が歯周病が原因で歯を失っています。
特に40代以上の方に多く、初期の歯周病を放置していた結果、歯を支える周りの組織がダメージを受け、結果として歯を抜かなければいけなくなります。

虫歯

入れ歯になる原因で2番目に多いのが虫歯で、厚生労働省の調べによると29%の方が虫歯が原因で歯を失っています。
虫歯を放置することで治療が困難なほど進行してしまうと、治療ができず抜歯となります。

外傷

交通事故やスポーツでの外傷で、厚生労働省の調べによると、18%の方が歯の破折が原因で歯を失っています。
歯が折れたり割れたりした場合、治療ができず抜歯となってしまう場合があります。

2.入れ歯をすることのメリット

歯の模型とレントゲン写真を使いながら説明をする男性歯科医師

残っている他の歯が動くのを防ぐ

残念ながら歯を失ってしまった後、その歯に何も入れないと他の歯が動いてしまい、噛み合わせや歯並びも悪くなってしまいます。

治療期間が比較的短い

入れ歯を入れるための準備と型取りをしたら完成するため、比較的治療期間は短くなります。

歯を削る量が少ない

他の歯にバネをかける部分入れ歯の場合、引っ掛かりの部分を少しだけ削る必要がありますが、ブリッジなどのように両隣の歯を大きく削る必要がありません。

外科処置が不要

インプラントのような外科治療ではないため、身体への負担はありません。

保険治療内での入れ歯と自費の入れ歯がある

保険治療でも入れ歯は作れますが、より見た目も目立ちにくく、使い心地の良い自費の入れ歯を作ることもできます。

歯を失った場合の治療方法としてブリッジやインプラントもありますが、ブリッジは両隣の歯を削るデメリット、インプラントは外科処置で高価な治療となりますので、入れ歯は他の歯を削る必要がなく、保険治療も選択できるため負担が少ないことが特徴です。
また、入れ歯を使っていたけれど、数年後にインプラントにする、ブリッジにするなど他の選択肢を残せることもメリットと言えます。

3.入れ歯にならないために

歯を失う主な原因である歯周病や虫歯は予防することができます。
まずは歯ブラシ・デンタルフロスや歯間ブラシを徹底し、口腔内の細菌の数を減らすことが大切です。
初期の虫歯や歯周病は自覚症状がないため、定期的に歯科検診を受けることも大切です。

また、外傷は予防することが困難ではありますが、激しいスポーツなどを行う方はマウスガードを装着し、スポーツ時の外傷のリスクを下げる工夫はできます。

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