MENU

電動歯ブラシで歯垢を徹底除去!
選び方から使い方まで徹底解説

電動歯ブラシ

はじめに

「毎日の歯磨き、ちゃんとできているかな?」と不安に思っていませんか? 手磨きでは落としきれない歯と歯の間や歯周ポケットの汚れまで、電動歯ブラシなら効率的に除去できます。この記事では、電動歯ブラシを選ぶ際のポイントや、正しい使い方まで徹底解説。歯垢をすっきり落とし、美しい笑顔を取り戻しましょう!

目次

1.電動歯ブラシとは 2.電動歯ブラシの種類 3.電動歯ブラシの種類のまとめ 4.電動歯ブラシの選び方 5.電動歯ブラシの使用方法 6.まとめ

1.電動歯ブラシとは

電動歯ブラシとは、手動の歯ブラシと異なり、モーターによってブラシヘッドが高速で振動したり回転したりすることで、歯を磨く電動式の歯ブラシです。

電動歯ブラシのメリット

電動歯ブラシは、手磨きでは落としきれない歯垢(プラーク)を効率的に除去できるだけでなく、様々なメリットがあります。

1. 歯垢除去力が高い

電動歯ブラシの高速振動と均一な力が、手磨きでは実現できない高い歯垢除去力をもたらします。

高速振動は、歯の表面はもちろん、歯と歯の間や歯周ポケットにまで届き、手磨きでは落としきれない細かい歯垢を効果的に除去します。まるで小さなブラシが無数の歯を高速で磨いているかのように、歯の表面をくまなく清掃し、歯垢が溜まりやすい部分もスッキリと洗い流します。この高速振動は、歯周病の原因となる歯垢を効果的に取り除き、歯周病予防に大きく貢献します。

均一な力は、電動歯ブラシが一定の力で歯を磨くことを意味します。手磨きの場合、力加減がムラになりがちで、強く磨きすぎてしまう部分や、逆に磨き残してしまう部分が出てきてしまいます。しかし、電動歯ブラシは、その名の通りモーターの力で一定の力が加わるため、歯全体に均一な力がかかり、歯垢が残りやすい部分も確実に清掃できます。これにより、歯の表面を傷つけずに、効率的に歯垢を除去することが可能になります。

2. 歯周病予防

歯周ポケットとは、歯と歯肉の間にできるすき間のことで、歯垢や歯石が溜まりやすい場所です。手磨きでは、歯周ポケットの奥深くまでブラシが届かず、歯垢が残ってしまうことが多くあります。しかし、電動歯ブラシは、その高速振動によって、歯周ポケットの奥深くまでブラシが届き、歯垢を効果的に除去することができます。これにより、歯周病の原因となる細菌の繁殖を抑え、歯周病を予防する効果が期待できます。

また、電動歯ブラシは、歯肉に優しく、なおかつしっかりと磨くことができるため、歯肉の健康維持にも繋がります。手磨きでは、力加減がわからず、歯ぐきに傷をつけてしまう可能性がありますが、電動歯ブラシは一定の力で磨くことができるため、歯ぐきを傷つけるリスクを軽減できます。さらに、歯ぐきのマッサージ効果も期待でき、歯ぐきの血行を促進し、歯ぐきを健康な状態に保つことができます。

3. むし歯予防

電動歯ブラシは、手磨きよりも高い振動数で歯を磨くため、歯垢を効果的に除去できます。歯垢が蓄積すると、むし歯の原因となる酸が発生しますが、電動歯ブラシの定期的な使用によって、この酸の発生を抑えることができます。
また、手磨きでは、どうしても歯の表面のエナメル質を傷つけてしまう可能性がありますが、電動歯ブラシは歯の表面を傷つけにくく、エナメル質を保護する効果が期待できます。

4. 歯磨きの時間を時短できる

スイッチを入れるだけで、歯ブラシが自動で細かく振動し、手磨きよりも短時間で効率的に歯を磨くことが可能です。歯磨きが面倒に感じてしまう方や、小さなお子様でも、短時間で歯を清潔に保てるので、時間がない方でも安心してご使用いただけます。

電動歯ブラシのデメリット

電動歯ブラシは、歯磨きを効率的に行える便利なアイテムですが、一方でいくつかのデメリットも存在します。

コスト面

初期費用として、手動の歯ブラシと比較して本体価格が高額なものが多く、購入時にまとまった金額が必要になります。さらに、ブラシヘッドは消耗品のため、定期的な交換が必要となり、交換用ブラシヘッドの購入費用がかかります。また、充電式の場合は充電器の購入費用、電池式の場合は電池の購入費用も加算され、これらの要素を総合的に考えると、電動歯ブラシは長期的には経済的な負担となる可能性も考えられます。

使用上のデメリット

電子機器であるため、水濡れや衝撃に弱く、故障の原因となることがあります。電動歯ブラシに頼りきりになると、歯と歯と歯の間や歯と歯肉の境目など、歯ブラシが届きにくい部分の汚れが残りやすくなる可能性や、強い振動が歯や歯肉に負担をかける場合があり、敏感な方にとっては不快に感じる方もいるかもしれません。機種によっては、モーター音が気になるという声も聞かれます。

その他のデメリット

その他のデメリットとして挙げられることは種類が多すぎるという点です。 様々なメーカーから、機能やデザインの異なる電動歯ブラシが数多く販売されており、どれを選べば良いのか迷ってしまう方も多いでしょう。振動の強さ、ブラシの種類、タイマー機能など、選ぶべきポイントは多岐にわたり、自分に合った一台を見つけることはなかなか難しいかもしれません。

2.電動歯ブラシの種類

電動歯ブラシとコップ

電動歯ブラシは、大きく分けて以下の3つの種類があります。それぞれの特徴やメリット・デメリットを詳しく見ていきましょう。

1. 回転式電動歯ブラシ

特徴

回転式電動歯ブラシは、その名の通り、ブラシヘッドが高速で回転することで歯垢を落とすタイプの電動歯ブラシです。手動の歯ブラシで磨くような感覚に近いのが特徴で、パワフルな振動で歯垢を効果的に除去できます。

メリット

回転式電動歯ブラシは、パワフルな振動で歯垢を効果的に除去できる点が大きな魅力です。特に、歯ブラシが届きにくい奥歯の汚れまでしっかりと落とせるため、歯垢が溜まりやすい方や、歯周病が気になる方におすすめです。また、音波式や超音波式に比べて一般的に価格が安価なため、コスパの良さも魅力の一つと言えるでしょう。

デメリット

パワフルな振動が歯肉や歯の表面を傷つける可能性があるため、正しい使い方を心がける必要があります。また、高速回転による振動が気になる方もいるかもしれません。

歯肉が敏感な方や、歯の表面が弱い方は、歯科医に相談の上、選ぶことをおすすめします。

2. 音波式電動歯ブラシ

特徴

音波式電動歯ブラシは、1分間に数万回の高速振動で水流を生み出し、歯垢を強力に除去します。歯周ポケットの奥まで届くため、歯周病予防にも効果的で、歯ぐきへの負担も少ないのが特徴です。歯の表面を傷つけにくく、エナメル質を保護します。特徴: 音波振動で歯垢を浮かせ、歯周ポケットの奥まで届いて汚れを落とします。

メリット

音波式電動歯ブラシは、高速振動によって生み出される水流が歯と歯の間や歯周ポケットの奥深くまで届き、手磨きでは落としきれない歯垢やプラークを効果的に除去します。そのため、歯周病予防に非常に効果的です。また、歯ぐきに優しく、歯の表面を傷つけにくいという特徴も備えています。さらに、短時間で効率的に歯を磨けるため、忙しい現代人にもおすすめです。

デメリット

一般的な歯ブラシと比較して価格が高く、経済的な負担となる場合があります。また、電動歯ブラシに慣れていない人にとっては、振動が強く感じられ、歯磨きが不快に感じることも考えられます。さらに、ブラシヘッドの交換が必要になるため、長期的な使用を考えると、維持費がかかる点もデメリットの一つです。

3. 超音波式電動歯ブラシ

特徴

超音波式電動歯ブラシは、音波式電動歯ブラシよりもさらに高速な振動で歯垢を除去する歯ブラシです。1秒間に数十万回の超高速振動によって、歯と細菌のつながりを断ち、歯垢を破壊することで、従来の歯ブラシでは落としきれなかった歯垢までしっかりと除去できます。

メリット

1秒間に数十万回の超高速振動が、歯と細菌の結びつきを弱め、歯垢の一種である不溶性グルカンを破壊することで、歯垢が歯に付きにくくします。これにより、歯周ポケットの奥深くまで届き、歯周病の原因となるプラークを効果的に除去し、歯周病を予防する効果が期待できます。また、振動幅が小さいため、歯肉に優しく、敏感な歯肉の方でも安心して使用できます。さらに、歯の表面を研磨するのではなく、振動で歯垢を落とすため、歯のエナメル質を傷つける心配も少ないという特徴があります。

デメリット

高性能なものが多く、一般的な歯ブラシや音波式電動歯ブラシと比較して価格が非常に高価であることが挙げられます。また、商品数が少なく、音波式電動歯ブラシと比較すると選択肢が少ない傾向にあります。さらに、慣れが必要な点も考慮すべきでしょう。手磨きや音波式電動歯ブラシに慣れている人にとっては、高速振動に慣れるまで時間がかかる場合があります。

3.電動歯ブラシの種類のまとめ

種類 特徴 メリット デメリット
回転式 ・ブラシヘッドが高速で回転する ・歯垢を物理的にこすり落とすため、歯の表面がツルツルになる
・比較的安価なモデルが多い
・歯肉に負担がかかりやすい場合がある
・歯と歯の間の清掃が不十分な場合がある
音波式 ・ブラシヘッドが高速で振動し、水流で歯垢を落とす ・歯周ポケットの奥まで届きやすい
・歯肉に優しい
・歯の表面を傷つけにくい
・価格はやや高め
・慣れるまで時間がかかる場合がある
超音波式 ・ブラシヘッドが超高速振動し、歯垢を破壊する ・歯垢除去力が非常に高い
・歯周病予防に効果的
・歯肉に優しい
・価格が非常に高い
・商品数が少ない
・慣れるまで時間がかかる

4.電動歯ブラシの選び方

2本の電動歯ブラシ

口腔内の状態は、電動歯ブラシを選ぶ上で最も重要な要素の一つです。

歯周病が気になる場合は、歯周ポケットの奥まで届きやすい音波式や超音波式がおすすめです。一方、歯肉が敏感な方の場合は振動が小さめの音波式や超音波式がおすすめです。

電動歯ブラシの価格は、機能やブランドによって大きく異なります。高機能なモデルほど価格が高くなる傾向がありますが、ご自身の予算に合わせて選ぶことが大切です。

機能面では、タイマー機能や圧力センサーなど、便利な機能が付いているモデルもあります。タイマー機能は、適切な歯磨き時間を知らせてくれるので、磨きすぎを防ぐことができます。圧力センサーは、歯肉に強く当てすぎると振動が弱まるなど、歯肉への負担を軽減する機能です。

その他にも、ブラシヘッドの種類や電源の種類(充電式や乾電池式)、メーカーなども選ぶ際のポイントになります。

もし迷われる場合は、歯科医師や歯科衛生士にご相談いただくことをおすすめします。

5.電動歯ブラシの使用方法

電動歯ブラシは、手磨きよりも効率的に歯を磨くことができる便利なアイテムですが、正しい使い方をすることで、その効果を最大限に引き出すことができます。

基本的な使い方

  1. 電動歯ブラシ本体に、適切なブラシヘッドを取り付けます。
  2. ブラシヘッドに少量の歯磨き粉をつけます。
  3. 歯を磨く:
    • 歯の表面: ブラシを歯に垂直に当て、ゆっくりと動かします。ゴシゴシと磨く必要はありません。
    • 歯と歯の間: ブラシを斜め45度に当てて、丁寧に磨きます。
    • 歯と歯肉の境目: ブラシを歯肉に沿って優しく当てて磨きます。
  4. 電動歯ブラシにはタイマー機能が付いているものが多く、2分間の歯磨きを促してくれます。この時間を目安に磨くようにしましょう。

ポイント

電動歯ブラシは、手磨きのようにゴシゴシと磨く必要はなく、電動歯ブラシの振動を活かして、歯の表面を優しく撫でるように磨くイメージです。力を入れて磨くと、歯肉を傷つけてしまう可能性があるので注意しましょう。また、同じ場所に長時間ブラシを当て続けるのも避け、歯全体をくまなく磨くように心がけましょう。

電動歯ブラシのブラシヘッドは、約3ヶ月を目安に交換することが推奨されています。ブラシヘッドが古くなると、毛先が開いてしまい、十分な清掃効果が得られなくなります。定期的な交換を心掛けましょう。

6.まとめ

笑顔で歯を磨く女性

電動歯ブラシは、正しい使い方をすることで、より効果的に歯を磨くことができます。この記事で紹介した情報を参考に、自分に合った電動歯ブラシを選び、健康な歯を保ちましょう。

ご予約から診療までの流れ

詳しく見る

お知らせ

マイナンバーカードのご利用並びに医療DX推進における診療報酬点数についてのお知らせを更新いたしました。
ぜひご一読ください。

マイナンバーカードの保険証利用について 医療DX推進体制整備加算について

クリニック紹介

歯科

愛知県春日井市

愛知県名古屋市

愛知県日進市

千葉県

東京都

神奈川県横浜市

その他診療科目

愛知県名古屋市

神奈川県