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ホワイトニングの種類と特徴

はじめに

矯正
 

歯科医院で行われるホワイトニング方法には、大きく分けて「オフィスホワイトニング」と「ホームホワイトニング」があります。
こちらの記事では、それぞれの特徴やメリット、デメリットを解説していきます。

目次

1.オフィスホワイトニング 2.ホームホワイトニング 3.デュアルホワイトニング 4.ホワイトニングを検討する方へ 5.まとめ

1. オフィスホワイトニング

歯科医院で専門の機材や薬剤を使用して行うホワイトニング法です。

オフィスホワイトニング

メリット

・歯科医院で歯科医師または歯科衛生士が施術を行うため、安心して行える
・高濃度の薬剤を使用するため、一度でも色の変化を感じやすい

デメリット

・事前に予約をして歯科医院に来院しないと施術ができない
・一回の施術がホームホワイトニングより高くなる
・効果は早く実感するが、後戻りしやすい(おおよそ3~6ヶ月)

2. ホームホワイトニング

歯科医院で専用のマウスピースを作成した後、自宅で薬剤を塗って自分で行うホワイトニング法です。

ホームホワイトニング

メリット

・自宅で行うため、自分の好きなタイミングで行える
・オフィスホワイトニングよりコストを抑えられる
・白くなるまで時間はかかるが、後戻りしにくい(おおよそ6~12ヶ月)

デメリット

・即効性はなく、効果を実感するのに最低でも2週間程度継続して行う必要がある
・自分で行うため、正しい使い方をしないと効果が得にくい

3. デュアルホワイトニング

オフィスホワイトニング、ホームホワイトニングを組み合わせたホワイトニング法です。

デュアルホワイトニング

メリット

・オフィスホワイトニングの即効性ととホームホワイトニングの持続性を併せ持つことで最大限のメリットが活かせる

デメリット

・どちらも行う分、費用と時間がかかる

4. ホワイトニングを検討する方へ

ホワイトニングを行う前に、歯科検診を受けてから行うことをお勧めします。
ホワイトニング前に歯科医院で歯のクリーニングを行うことで、歯の表面が綺麗になり、より薬剤が歯の内面に浸透しやすくなるため、ホワイトニング前に歯のクリーニングを行うこともお勧めです!

ホワイトニングが行えない方は、以下に該当する方です。

虫歯や歯周病がある方

症状によっては先に治療が必要な場合があります。

妊娠中、授乳中の方

ホワイトニング剤がお腹の中の赤ちゃん・母乳を通した乳児へ与える影響の安全性が証明されていないため、基本的には行えません。

無カタラーゼ症の方

ホワイトニング剤の成分である過酸化水素を分解できないため、禁忌とされています。

18歳未満の方

乳歯や生えたての永久歯にどのようなリスクがあるか明らかにされていません。基本的には18歳以上が対象となります。

重度の知覚過敏がある方

ホワイトニング中は多少の知覚過敏を発症する方が大半です。
日常生活に支障をきたすほどの知覚過敏がある方は、ホワイトニング剤でさらに症状が悪化する恐れがあるため、控えるのが無難です。

また、ホワイトニング剤は天然の歯が白くなるため、詰め物や被せ物には効果がありません。
必要に応じて、ホワイトニング後に詰め直しや被せ直しも必要になります。

5. まとめ

歯科医院でホワイトニングをする際は事前に口腔検診が必要な場合がほとんどです。まずは一度歯科医院を受診し、虫歯や歯周病をはじめとした他の疾患がないか確認してもらいましょう。
ホワイトニングの種類に迷ったら、歯科医師や歯科衛生士にご相談ください。

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