歯の詰め物が取れた・外れた

よくある質問

取れた詰め物を飲み込んでしまった

飲み込んでしまった詰め物は、胃へと向かうことがほとんどです。
歯の詰め物程度の大きさであれば、飲み込んでも問題はありません。数日以内に便と絡まり体外へ排泄されます。
ごく稀に、詰め物が胃や腸へ突き刺さったり、気管に入ってしまうことがあります。
体調に異変があれば、内科や消化器内科などを受診しましょう。

とれたものはそのまま付け直せないの？

付け直せる場合と付け直せない場合があります。
虫歯がなく、はめた時に隙間や噛み合わせに問題がなければ、そのまま付け直せることが多いです。
虫歯があったり、歯の形が変わっていたりしてうまくはまらない場合等は、再度作り直しになります。

歯ぎしりの癖があります。付け直してもまた取れてしまうのでは？

歯ぎしりの症状がある方には、ナイトガードと呼ばれるマウスピースをおすすめしております。
詰め物や被せ物をされた・これからする予定があり、歯ぎしりが気になる方は、一度スタッフにご相談下さい。

一般的に詰め物はどれくらいもつの？

一般的に、保険適用の銀歯は約5年、自費のセラミックは10年以上もつと言われています。
銀歯は素材である銀が劣化しやすく、表面に汚れが付きやすいため、虫歯のリスクが高く寿命が短いです。
一方セラミックは劣化しにくく、また汚れが付きにくいため虫歯のリスクが低く寿命が長いことが多いです。

詰め物がとれて下が虫歯になっていると言われた。
この間受けた定期検診では虫歯はないと言われた。なぜ？

患者様に自覚症状がない場合であれば、目視で見つけることは難しいです。
詰め物が銀歯である場合、その下の虫歯は見えません。
セラミックは白いため目視で虫歯を見つけることもできますが、やはり詰め物の下ですので絶対に見つけられるわけではありません。
仮に自覚症状があり、レントゲン撮影をしても、詰め物の写り方によっては虫歯を発見できないこともあります。そうなると、詰め物を外して虫歯の有無を調べるという手段を取ることになります。