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親知らずで悩んでいる

親知らずの事で悩んでいませんか?

なんだか奥歯が痛む、もしかしたら親知らずかもと感じていても「歯を抜きましょう」と言われるのが嫌で行くのをためらってしまいますよね。
こんなことで悩まれる方が多いのではないでしょうか。

  • 親知らずが生えてきて痛みが出ている
  • 親知らずを抜きたいけど、顔が腫れるのが怖い
  • 自覚症状はないが、親知らずが気になる
  • 親や友人に抜くのを勧められて迷っている

親知らずを放置すると、さらに痛みが増したり、虫歯・歯周病の原因となることもあるので異変を感じたら診察を受けるようにしましょう。

目次

親知らずとは? 親知らずは早く抜いたほうがいい? 親知らずを抜いたほうがいい場合 親知らずを抜かなくてもいい場合 親知らずを抜く4つのメリット 親知らず治療の痛みを減らす「3つの工夫」 治療内容や流れ 実は簡単に抜けるケースもある さくら会グループにご相談ください

親知らずとは?

前歯から数えて8番目の永久歯のことを言います。永久歯は通常12歳頃にほぼ生えそろいます。
しかし、親知らずは20歳前後の頃、他の歯より遅れて生えてくるのが特徴です。
親知らずは全員に生えてくるわけではなく、先天的に存在しない場合は生えてこないこともあります。
一番最後に生えてくるため、歯のスペースがない場合は90度横を向いた状態で生えてきたり、歯ぐきに半分被った状態になることも多く、そのために歯磨きが上手くできずに歯ぐきが腫れたり、虫歯になることが多くあります。

親知らずはトラブルになることが多いので、痛みがある場合は、早めに歯科医院へ相談されることをお勧めします。

親知らずは早く抜いたほうがいい?

親知らずは『できるだけ早く抜いたほうが良い』と言われるのには理由があります。

虫歯や歯周病になる前に

横や斜めから生えて来た親知らずは、隣の歯と重なるため歯磨きしづらく、汚れが残りやすくなります。
そうすると汚れが歯石となって、虫歯や歯ぐきの炎症を引き起こす可能性が高まります。

顎が成長する前に

顎は20歳後半まで成長します。顎が成長すると硬く厚くなるため抜き難くなります。
成人してしまったからもう遅いとは思わずに早めに病院で診察を受けましょう。

回復が早い

20代と30代とでは回復力が違います。
やはり若い方が治りも早いので、出来るだけ若いうちに抜いた方が痛みや腫れも抑えられます。

親知らずが成長する前に

生えたての親知らずはまだ歯の根っこが完成されていません。
そのため、成長した親知らずに比べると抜きやすく、特に下あごの親知らずの場合、神経と離れている状態が多いため治療のリスクが少なく、治療後の痛みも比較的少なくて済みます。
抜歯が必要な場合は、なるべく早く治療を受けることが大切です。

親知らずを抜いたほうがいい場合

  • 歯を磨きにくいところに生えてしまい、虫歯や歯周病になりやすい場合
  • 隣の歯を横から押している状態で、隣の歯が弱ってしまう場合
  • 親知らずが虫歯や歯周病になり、健康な手前の歯に悪影響を与えてしまう場合
  • 親知らずで噛み合わせのバランスが悪くなり、全体的に悪影響を与える場合
  • 親知らずが隣の歯を押して歯並びが悪くなる場合
  • 歯科医療が整っていない国に長期間行く場合

すべての項目において自己判断せず、歯科医にご相談ください。

『親知らずは抜いた方がいい』と聞いたことがある方が多いと思いますが、この理由は親知らずによって痛みが出たり、他の歯に様々な悪影響を与えるからです。
まっすぐ生えずに痛くなったり、腫れたりする親知らずは、抜いてしまうのが最も確実な治療法です。
一度抜けば、そのあとはトラブルに悩まされる心配はなくなりますが、抜かない限りずっと再発のリスクに悩まされることになります。

親知らずを抜かなくてもいい場合

  • きれいに生えてきて、歯磨きもしっかりできている場合
  • 一部だけ生えているが、特に問題がない場合
  • 完全に骨の中に埋まっていて、今後も問題が起こる可能性が低い場合
  • 移植に利用できる場合
  • ブリッジの支台歯にできる場合

すべての項目において自己判断せず、歯科医にご相談ください。

親知らずを抜く4つのメリット

1.虫歯や歯周病の予防

親知らずがあることで磨きにくかった奥歯を磨けるようになり、虫歯や歯周病になるリスクを軽減することが出来ます。

2.口臭の予防

親知らずが邪魔をして歯磨きがしっかり出来ないと親知らず周辺の歯ぐきが腫れて炎症を起こします。
この炎症が繰り返し引き起こされると膿が出て、口臭の原因となります。
親知らずを抜くと奥までしっかり磨けるようになり、炎症を引き起こすこともなくなるため口臭が改善されます。

3.肩こりの解消

肩こりの原因は血行の悪さです。
親知らずが正しく生えていないと噛み合わせや歯並びのバランスが悪くなります。
すると身体は全身のバランスを保とうとするので首や肩が過度の緊張状態となり肩こりが起こります。 また、痛みによって顎の動きが悪くなることで筋肉が緊張して肩こりになります。

このように歯のバランスが崩れることによって身体全体のバランスが崩れ、筋肉が緊張して血行不良となり肩こりが起きますが、親知らずを抜くことで緊張状態が解放され、肩こりが治ることがあります。

4.頭痛や鼻づまりの解消

上の親知らずの場合、親知らずの歯根が副鼻腔(鼻腔に隣接した骨内にある空洞)に隣接しています。
親知らずが虫歯となり、歯根まで到達していると副鼻腔まで感染し、頭痛や鼻づまりを引き起こします。
親知らずを抜歯し、虫歯に感染した部分を治療すると改善する可能性があります。

親知らず治療の痛みを減らす
「3つの工夫」

親知らずの抜歯はとても痛くて辛いってイメージはありませんか?
診療するときの配慮の違いで治療の痛みを驚くほど減らすことができます。
当院では治療後のアフターフォローにも配慮して治療に取り組んでいます。

1.表面麻酔で注射の痛みを軽減

注射をする時にチクリとした痛みが苦手な患者様は非常に多いです。
注射麻酔をする前に表面麻酔をすることで注射針が刺さる痛みを最小限に抑えています。

2.極細注射針で針の痛みを軽減

注射針は太ければ太いほど痛みが増し、逆に細ければ細いほど痛みを感じにくくなります。
当院では歯医者で最も細いとされている「G33」を使い、針の痛みを減らしています。

3.自動注射器で圧力の痛みを軽減

馴染みがないかもしれませんが、強い力で一気に麻酔薬を注入すると強い痛みが出てしまいます。
そのため当院ではご希望の方には電動注射器を使用し、一定の速度で注入することで圧力によって感じる痛みを減らしています。

治療内容や流れ

親知らずの抜歯は様々な条件が複合しているため、人それぞれ治療の流れが異なります。
そのため、ここでは大まかな治療の流れをお伝えします。

1. 状態確認

まずはレントゲン撮影を行った後、お口の中も診させて頂き、親知らずの状態や歯ぐきの状態を確認します。
下記の条件を総合的に判断して親知らずの治療を検討します。

  • 抜歯した方が良いのか?そのままでも問題ないか?
  • 歯ぐきに炎症がないか?
  • 上の歯か?下の歯か?
  • 親知らずと神経の距離は大丈夫か?

もし抜歯が困難な場合は、安全を最優先して大学病院へ紹介させていただくことがあります。

2. お口のお掃除

親知らず周辺の歯ぐきに炎症がない場合はそのまま抜歯を行います。
しかし炎症があると麻酔の効きが悪くなったり、治療後の止血しにくくなったり、治るのに時間がかかったりするので、お口のお掃除をしたり、薬で炎症を抑える処置を行います。

3.麻酔

抜歯をする前に麻酔をして痛みや出血を抑えます。
まず注射麻酔をする前に表面麻酔をすることで注射の痛みを和らげる処置を行います。
十分に効いた状態で注射麻酔を行うため、針が刺さる痛みを最小限に抑えることが出来ます。

4.抜歯

上顎の親知らずの場合

上の親知らずは麻酔が効きやすく、骨が比較的軟らかいため、下の親知らずに比べると抜きやすいです。
但し、上の歯は確認しにくいため、稀に機器が入れにくく抜きづらい場合もあります。

下顎の親知らずの場合

下の親知らずは上の親知らずよりも麻酔が効きにくいため、多めに麻酔を使用します。
また、骨が密集しているため硬く厚く、上の親知らずに比べて抜きにくいです。
更に下顎には神経が通っているため抜歯の難易度が高く、親知らずが神経に近い場合や接している場合は治療に時間がかかります。

5.止血

抜歯後はガーゼを30分程噛んで圧迫止血します。

6.抜歯後の確認

抜歯した翌日か翌々日に消毒をしに来院して頂きます。その際に抜歯後の状態も確認します。

なお、上記の流れは一例にすぎません。親知らずの生え方は人それぞれであり、親知らずの状態によって治療方法が変わってきます。
実際に見てみないと判断出来ないというのが本音です。

実は簡単に抜けるケースもある

親知らずは必ずしも抜歯が必要なわけではありませんが、何かしらの違和感や痛みを感じているのにそのままにしておくと、様々な問題が起こる可能性があります。
手術後に多少痛みが出てしまうこともありますが、簡単に抜歯できるケースは意外と多いのです。また、痛み止めも処方するので問題なく生活できることがほとんどです。

さくら会では、安全に抜けると判断し診療時間に余裕がある場合は当日中に治療することも出来ます。
また、安全面を最優先する場合や遠くて通うことが難しい場合はお近くの病院へ紹介状を作成することもできます。

さくら会グループにご相談ください

前述したようにたった1本の歯が身体全体のあらゆることに影響を与えます。
そのようなことが起こる前に歯科医師に診てもらい、納得した上で施術することが大切です。
親知らずで悩んでいる方は1度当院までご相談ください。
あなたの不安を取り除けるよう丁寧にカウンセリングさせていただきます。

よくある質問

抜歯した後はどのくらい痛いですか?
個人差もあるため、はっきりと申し上げられないのですが、麻酔が切れた後から2〜3日ほど痛みが出る場合がほとんどです。長引く場合で一週間ほど痛むこともあります。
そのため、当院では数日分のお薬を処方させていただきます。歯科医師の指示に従って服用をお願いします。
もし痛みが長引くようでしたら、遠慮なく歯科医院へご連絡ください。
抜歯すると何日くらい腫れますか?
親知らずの生え方や状況など腫れに影響する要素は様々ありますが、個人差が大きいため、はっきりとお伝えできないのが現状です。
一般的に2〜3日後が腫れのピークであり、一週間ほどで問題ない状態に戻ると言われています。
当院ではできるだけ抜歯後の影響が少ないように抜歯を行い、治療後のアフターフォローにも配慮して取り組んで参りますので、お気軽にご相談ください。
抜歯後に気をつけたほうがいいことはありますか?
基本抜歯直後は麻酔が効いており、感覚が鈍くなっている状態ですので、お食事の際は火傷であったりお口の中を噛まないようお気をつけください。
抜歯をした日は激しい運動や飲酒、喫煙、長湯などの血行が良くなるようなことは避けていただくようお願いしています。歯磨きの際も、抜いた箇所は避けて磨くようにしてください。
また、抜いた翌日は学校や仕事をお休みするほどではない方がほとんどですが、可能であれば一週間ほどは大切な用事を入れないほうが良いかもしれません。もしご心配な点がございましたら、一度ご相談ください。
抜歯はどのくらい時間がかかりますか?
親知らずの抜歯は、親知らずの生え方や状況などにより診療の流れや時間は様々です。早い方で30分ほどで終わる方もいらっしゃれば、長い方であれば60分、中には60分以上お時間をいただく方もいらっしゃいます。
当院ではしっかりと状態を確認させていただいてから、抜歯のご相談をさせていただきますので、気になる方は気軽にご相談ください。
初診ですが、親知らずを抜いてもらうことはできますか?
親知らずの生え方は人それぞれであり、親知らずの状態によって治療方法が異なります。実際にお口の中の状態を拝見させていただき、安全に抜歯ができるかどうかを判断した上で、診療時間に余裕がある場合は当日中の治療も可能です。
ただし、場合によっては後日でのご案内とさせていただくことや、安全面を最優先して大学病院へ紹介させていただくこともございますので、あらかじめご了承ください。
親知らずのことで何かお悩みがございましたら、一度当院へご相談ください。

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